2022年度新人研修_食のデザインワークショップ

協力:講師・企画・料理/山フーズ
企画・スタジオ/Rue Scipio

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「食べるを味わう」with 山フーズ & Rue Scipion

「食べるとは、美味しいとは、なんだろう?」 忙しい日常の中で、いつの間にか至近距離ばかりを見つめていた視点をちょっとずらして、簡単には答えの出ない大きな 問いに目線を合わせてみましょう。 食べているものは生きもので、食べている私たちもなまものです。体調や感情を携え日々ゆらいでいる生身の身体を使い、 空間やそこにいる人、食器やしつらえ、天気、音、匂いなどまわりの要素も同時に取り込みながら、人は食べます。そして その瞬間にしか味わえない味わいを毎回受け取っています。だからこそ、同じものを食べても感じる味は同じじゃないし、 「美味しい」の正解は一つじゃない。そう思うと、その組み合わせには無限の可能性を感じます。 なかでも、どのような器でどのように食べるかというのは、感じる味わいの変化が最もわかりやすい方法だと思います。 本案件では、「食べる」という行為の中でも、「食べるしつらえ、器という存在を考える」ことに焦点を合わせてワークショップを行いました。